Fate/stay night［Unlimited Blade Works］ 3 [ 森山　大輔 ]

Fateシリーズは、ゲームはやった事が無く、アニメは10年前当時にFate／Zeroから観始めて、其れからは一通り観て来たので、過去の作品が在る事も知って、最初のFate／stay nightのテレビシリーズを観た上で、此の劇場版を鑑賞。 ゲームをやっていないので詳しくは分からないけど、テレビシリーズとストーリーが違うのは、所謂ゲームの別ルートだからだと思いますが、此の劇場版は凛ルートと云うやつで、後のテレビシリーズの「Fate／stay night [Unlimited Blade Works]」と同じだと思います。 作られた順番としては逆だけど、自分の観た順では「Fate／stay night [Unlimited Blade Works]」をダイジェスト版にした様な感じなので、端折られてるけど分かり難いと云う事はありませんでしたが、其処は人に依って変わるのは仕方ないと思います。 映像は最初のテレビシリーズよりも、年数が経った事と劇場版である事もあって、格段に向上していて、今観てもさほど遜色は無い。 stay nightこそがFateの本編で、Zeroはスピンオフの前日譚と云う事になるのは分かっていても、最初に観たFate作品でもあり、自分の中ではZeroこそがFateと云う感覚が有るし、stay nightは高校生達が主人公なので、Zeroの方により重みを感じると云うのも有る。 まあ普通の(厳密には普通じゃないが)高校生が突然サーバント等と云う物を押し付けられて、聖杯戦争等と云う戦いに巻き込まれるから、恋愛要素を始め様々な要素を盛り込んで、ヒット作に成ったんだとは思います。 そう云う意味で、此の長いヒット作の最初の御試し版と思えば、此の作品から観始めても良いかもしれません。

東出祐一郎による『Fate』シリーズのスピンアウト小説を全25話でTVアニメ化したもの。七騎のサーヴァントが争う聖杯戦争を拡張し、2つの陣営による、七騎VS七騎の“聖杯大戦”を描いた群像劇です。大戦の裁定者となるサーヴァント、ジャンヌ・ダルクと、ホムンクルスの少年、ジークを中心に多くのサーヴァントと魔術師の思惑が交錯します。

「SN」に登場した魔術師の1人、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンを魔法少女として主人公にしたスピンオフ作品。TVアニメシリーズが4期まで製作され、劇場版も作られています。女の子たちの日常をコミカルに描いた前半から、物語が進むにつれて重厚さを増していき、魔法少女という奇抜なアイデアながらもしっかり『Fate』シリーズのエッセンスが存分に感じられる作品です。

『Fate』シリーズ初のスマートフォン向けRPGで、爆発的な人気を博しています。人類史滅亡の原因となった歴史のズレ“特異点”を修復するために、主人公とサーヴァントたちが戦う物語です。2018年の3周年イベントにて、ファンに人気の高い、第1部第六特異点と第七特異点のアニメ化が発表され、第七特異点は2019年10月にTVアニメ化、第六特異点は前後編の劇場アニメとして前編が2020年夏に公開予定です。

TYPE−MOONが手がけた大ヒットPCゲーム「Fate／stay night」から、ゲームのエピソードのひとつである「Unlimited Blade Works」を劇場アニメ化しました。

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3つのルートはどれも士郎が聖杯戦争に巻き込まれるところから始まり、どこから鑑賞しても問題ありません。しかし、より深く楽しみたい方は「Fate」→「UBW」→「HF」の順番に鑑賞するのを筆者はオススメします。もちろん、「HF」の劇場版は非常に高いクオリティーで製作されているため、それだけでも十分楽しめますが、前2つのルートを知っておくとさらに深く楽しめる仕掛けになっています。

第四次聖杯戦争を描いた作品。主人公は士郎の養父、衛宮切嗣であり、彼がセイバーと反目しあいながら、他の魔術師たちと壮絶な戦いを繰り広げる内容です。セイバーや言峰綺礼など「SN」のキャラクターも多数登場する作品で、本作を踏まえて観ると、さらに「SN」の物語に渦巻く大きな運命（Fate）を感じ取れるようになるでしょう。原作小説を執筆したのは「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本家として有名な虚淵玄。2011年にTVアニメ化され、その高いクオリティーで制作会社ufotableの人気を不動のものにした作品です。

『Fate』シリーズではなく「Fate/stay night」に連なる本作は、「Zero」に登場した半人前の魔術師、ウェイバー・ベルベットの成長した姿を描いた作品で、魔術絡みの難事件を主人公の推理によって解決していく本格ミステリー。2019年にTVアニメ「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」が全14話で製作されており、第四次聖杯戦争で生き残った魔術師であるウェイバーの後日談が紡がれます。

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解説:2004年にゲームで登場して以来、さまざまなメディアミックス展開で人気を獲得した「Fate / stay night」が、2006年のテレビアニメーション放送を経て劇場用完全新作として映画化。本作のアニメ版の原作を務めたTYPE-MOONが再び原作を担当し、意に反して聖杯戦争と呼ばれる魔術師同士の戦いに巻き込まれた主人公の戦いを描く。聖杯を求めてさまざまな思いが交錯し、激しさを極めていく戦いの儀式が見もの。

主にゲームで展開されているこのシリーズは、近未来を舞台にしたSF作品で、月面を舞台に「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれるあらゆる事象を制御できる物質を巡って、さまざまな陣営がサーヴァントを伴い争うというもの。ゲーム作品の他、「Fate/EXTRA Last Encore」というアニメ作品も製作されています。魔術と科学技術が混在する、「SN」とはイメージの異なる作品で、『Fate』シリーズの世界観をさらに押し拡げ、「SN」でも登場したサーヴァントも活躍するなど、聖杯戦争と英霊召喚というアイデアの汎用性が存分に生かされた作品です。

もうひとつ加えると、『Fate』シリーズの1つであり、第四次聖杯戦争を描いたTVアニメ「Fate/Zero」を観ると、「SN」世界の深度と解像度がさらに高まります。